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【山形旅行】だだちゃ豆発祥の地で味わう究極の枝豆体験 - 鶴岡だだちゃ豆農園巡りと絶品グルメ完全ガイド

山形旅行

山形県鶴岡市は、「だだちゃ豆」発祥の地として全国に知られる枝豆の聖地です。約400年前の江戸時代から農家が大切に守り生産してきた在来種のだだちゃ豆は、とうもろこしのような甘い香りと、食べると甘みと旨みがどんどん口の中に広がるまさに「枝豆の王様」。収穫期間は8月中旬~9月上旬のわずか1ヶ月間という短い時期だけの幻の味わいを求めて、究極のだだちゃ豆体験旅行に出かけませんか?

だだちゃ豆とは?知っておきたい基礎知識

だだちゃ豆は<だだ茶豆>でも<茶豆>でもありません。<だだちゃ>は山形県の庄内地方の方言で「おやじ」、「お父さん」という意味です。その昔、城下町・鶴岡が酒井藩だった頃、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」つまり、今日はどこのおやじん家の枝豆かな?と聞いていた事から、いつからか だだちゃ豆と呼ばれるようになったといわれています。

だだちゃ豆の特徴

  • 栽培期間:収穫まで江戸時代から続く在来種として代々栽培
  • 栽培条件:鶴岡市白山地区独特の風土。この近隣は痩せた砂地で、マメ科の生長に欠かせない根粒菌が好む土地
  • 風味:とうもろこしのような甘い香りが漂い、食べると甘みと旨みがどんどん口の中に広がり、食べ始めたらもうやめられなくなるほど
  • 栄養価:甘味やうま味の成分であるアラニンや遊離アミノ酸が一般の品種よりも多く含まれており、これらが美味しさを際立たせている

一般的な枝豆との違い

  • 見た目:外皮が褐色がかり、表面のうぶ毛が茶色で、くびれも深いため見た目は良くありません
  • 香り:茹でるととうもろこしのような香ばしい香りが漂い
  • 味わい:食べると濃厚な甘みと旨みが口の中に広がります
  • 希少性:鶴岡周辺の土地条件にマッチしており、この種子を他地域で生産しても、だだちゃ豆の品種特性が消されてしまうという「わがまま」な品種

【必見】だだちゃ豆収穫・体験スポット

1. 大泉フェローズ だだちゃ豆収穫体験

だだちゃ豆の本場で農家体験

  • 住所:山形県鶴岡市布目27-2(布目公民館受付)
  • 開催時期:8月中旬~下旬(2025年は8月24日開催実績)
  • 体験料:お一人様 1,000円(税込)※だだちゃ豆10株収穫
  • 電話:JA鶴岡 生産振興課:0235-26-1117

体験内容

  • だだちゃ豆の圃場で10株を収穫いただき、枝から莢をもぎとります。枝付きのままお持ち帰りいただいても結構です
  • どなたでもご都合の良い時間にご来場できます
  • 農家の方が作業をサポートします

見どころ:大泉地区の農家77戸で構成し、米と大豆を生産・販売する同市最大の農事組合法人による本格的な収穫体験

2. 大泉だだちゃ豆直売所

朝採りだだちゃ豆の直売所

  • 住所:静岡県伊豆市湯ケ島1325-1
  • 営業期間:2025年7月20日~8月末
  • 営業時間:朝採り販売(詳細時間は要問合せ)
  • 歴史:1980年(昭和55年)に大泉地区の女性有志18名によって設立され、2025年(令和7年)で46年目を迎えます

販売商品

  • 枝付き1kg束
  • 枝無し600g袋入り

販売品種と時期

  • 7月下旬~ 小真木(こまぎ)
  • 7月末~8月初旬 早生甘露(わせかんろ)
  • 8月上旬~ 甘露(かんろ)
  • 8月中旬~ 早生白山(わせしらやま)
  • 8月下旬頃~ 白山(しらやま)

特徴:「自分で食べておいしい豆を売りましょう」という精神を大切にし、グループ16名が朝採りを徹底し、新鮮でおいしいだだちゃ豆のみを販売

3. 白山だだちゃ豆記念碑見学

だだちゃ豆の歴史を学ぶ

  • 住所:鶴岡市白山の白山公民館
  • 見学時間:自由見学
  • 入場料:無料
  • 特徴:「白山だだちゃ」発祥地・鶴岡市白山の白山公民館には、白山だだちゃの原型と言われる「籐十郎だだちゃ」を創選した主婦、森屋初(1869-1931)の功績を顕彰し、「白山だだちゃ豆記念碑」が建立されています

4. JA鶴岡 だだちゃパラダイス

だだちゃ豆の情報発信基地

  • 住所:山形県鶴岡市覚岸寺字水上199
  • 電話:0235-29-9850
  • 特徴:だだちゃ豆に関する詳細な情報提供、商品販売

【グルメ】だだちゃ豆を味わう名店ガイド

1. 庄内の郷土料理店「農家レストラン系」

だだちゃ豆を使った創作料理

おすすめメニュー

  • だだちゃ豆ご飯(800円):炊きたてご飯に茹でたてだだちゃ豆を混ぜ込んだ素朴な味
  • だだちゃ豆かき揚げ(600円):だだちゃ豆をサヤごと使った香ばしいかき揚げ
  • だだちゃ豆ずんだ餅(500円):だだちゃ豆で作る特製ずんだ餅

2. 鶴岡市内の居酒屋・食堂

地元民に愛される本場の味

人気メニュー

  • 茹でただだちゃ豆(500円〜800円):シンプルに塩茹でした本場の味
  • だだちゃ豆の天ぷら(700円):サヤごと揚げた豆の旨みが凝縮
  • だだちゃ豆入り冷やし中華(900円):夏季限定の地元グルメ

3. 道の駅・物産館での軽食

お手軽だだちゃ豆グルメ

人気商品

  • だだちゃ豆ソフトクリーム(350円):意外にマッチする上品な甘み
  • だだちゃ豆おにぎり(200円):豆の風味が活きたおにぎり
  • だだちゃ豆まんじゅう(300円):お土産にも人気

【ショッピング】だだちゃ豆・加工品購入スポット

1. JA鶴岡 直売所

  • 住所:山形県鶴岡市覚岸寺字水上199
  • 営業時間:8:30-17:00
  • 電話:0235-29-9850
  • おすすめ商品
    • 生だだちゃ豆(枝付き1kg 800円〜):産地直送、鮮度抜群
    • 冷凍だだちゃ豆:だだちゃ豆の風味をそのままに、冷凍パックにしてお届け致します。あの美味しさをいつでも手軽に味わえます
    • だだちゃ豆加工品各種

2. 清川屋(地元老舗店)

  • 営業時間:9:00-18:00
  • 特徴:産地・鶴岡市の地元企業として、地の利を生かし、長年の農家さん達との信頼関係で高品質の豆を全国へお届けします
  • 名物商品
    • [小真木だだちゃ豆]:7月下旬 極早生豆
    • [白山村産だだちゃ豆]:8月 発祥の地の逸品豆
    • [鶴岡だだちゃ豆]:8月 清川屋が選び抜いた豆
    • [寺田村産だだちゃ豆]:8月 もう1つのルーツ
    • [尾浦だだちゃ豆]:9月上旬 大ぶりで甘みが強い

3. 道の駅 鶴岡

  • 営業時間:9:00-18:00
  • アクセス:鶴岡ICから車で10分
  • おすすめ商品
    • だだちゃ豆せんべい(600円):お土産に最適
    • だだちゃ豆味噌(800円):地元の味噌にだだちゃ豆をブレンド
    • だだちゃ豆チョコレート(500円):話題性抜群のお土産

【宿泊】だだちゃ豆の里周辺おすすめ宿

1. 東京第一ホテル鶴岡(駅前高級ホテル)

  • 住所:鶴岡市錦町2-10
  • 電話:0235-24-7611
  • 料金:12,000円〜/泊(朝食付き)
  • 特徴:JR鶴岡駅から徒歩3分、ショッピングモール・バスターミナル直結という環境は観光にもビジネスにも最適
  • 設備:天然温泉「みはらしの湯」は地上10階にあり、のどかな庄内平野を眺めながら心身共にリラックス

2. 湯田川温泉「九兵衛旅館」(温泉旅館)

  • 住所:山形県鶴岡市湯田川乙19
  • 電話:0235-35-2777
  • 料金:18,000円〜/泊(2食付き)
  • 特徴:山形県庄内の旬の食材中心の手づくり料理を朝夕個室で。孟宗(タケノコ)、在来野菜、桜マス、岩牡蠣、だだちゃ豆、ハタハタ、ズワイガニ、寒鱈、鮟鱇など
  • 温泉:開湯千三百年、天然温泉100%の湯田川の湯を、露天、金魚風呂、貸切風呂で

3. スーパーホテル山形・鶴岡(ビジネスホテル)

  • 料金:8,000円〜/泊(朝食付き)
  • 特徴:鶴岡市内で数少ない天然温泉があるホテル!温泉は「美肌の湯」として知られる「湯の瀬温泉」
  • サービス:日本で"唯一ユネスコ食文化創造都市に登録されている鶴岡市"の、ご当地グルメ満載の無料健康朝食では、オーガニックサラダやホテルで毎朝焼き上げるサクサクの焼きたてパンをお召し上がりください

4. 湯野浜温泉「竹屋ホテル」(海辺のリゾート)

  • 住所:山形県鶴岡市湯野浜1-9-25
  • 電話:0235-75-2031
  • 料金:15,000円〜/泊(2食付き)
  • 特徴:山形で一番海に近い宿!全室オーシャンビュー♪新鮮魚介の食事と共に絶景温泉を愉しむ海旅

【周辺観光】だだちゃ豆と合わせて楽しむスポット

1. 出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)

東北屈指の霊山

  • アクセス:鶴岡駅からバスで50分
  • 見どころ:羽黒山、湯殿山、月山の出羽三山は、全国有数の修験の山として知られています。その中で羽黒山(標高414m)には、三山の神を合祭した出羽神社の社殿・三神合祭殿が山頂にあります。参道には国宝五重塔があり、2,446段の石段と杉並木が続き、神聖な雰囲気を漂わせています
  • 特徴:羽黒山が現世(正観世音菩薩=観音浄土=現在)、月山が前世(阿弥陀如来=阿弥陀浄土=来世)、湯殿山が来世(大日如来=寂光浄土=未来)という三世の浄土を表すとされます

2. 鶴岡城址公園(鶴ヶ岡城跡)

酒井家の居城跡

  • 住所:鶴岡市馬場町
  • アクセス:鶴岡駅から徒歩15分
  • 見どころ:かつての酒井家の居城跡、現在は公園として整備
  • 特徴:だだちゃ豆の名前の由来となった酒井藩の歴史を感じる

3. 庄内平野の田園風景

米どころの絶景

  • 見どころ:日本有数の米どころ庄内平野でつくられる「庄内米」の美しい田園風景
  • ベストシーズン:8-9月(稲穂が黄金色に輝く時期)
  • アクセス:レンタカーでのドライブがおすすめ

【旅行プラン】だだちゃ豆体験旅 1泊2日モデルコース

1日目:だだちゃ豆体験・農園巡りメイン

10:00 東京から山形新幹線で鶴岡駅到着
10:30 レンタカーで白山地区へ移動
11:30 白山だだちゃ豆記念碑見学・歴史学習
13:00 地元農家レストランでだだちゃ豆料理ランチ
14:30 大泉だだちゃ豆直売所で朝採り豆購入・試食
16:00 だだちゃ豆収穫体験(※要事前予約・8月限定)
17:30 湯田川温泉の宿にチェックイン
19:00 宿でだだちゃ豆を使った会席ディナー

2日目:出羽三山観光・グルメ巡り

8:00 宿で朝食・チェックアウト
9:30 鶴岡駅から約40分の「羽黒随神門」で下車
10:00 羽黒山五重塔(国宝)へ。自然を満喫しながら山さんぽを楽しみましょう
12:00 山頂まで歩くと月山神社、出羽神社、湯殿山神社の神々を祀る三神合祭殿が見えてきます
13:30 羽黒山麓でだだちゃ豆グルメランチ
15:00 鶴岡市内で最後のお土産購入
16:30 鶴岡駅から東京へ帰路

【だだちゃ豆活用術】家庭でも楽しむ極上の味わい方

正しい茹で方のコツ

  1. 下準備:サヤに細かい産毛が生えているものは、新鮮な枝豆のサインなので、産毛を軽く洗い流さずそのまま使用
  2. 塩加減:水1リットルに対して塩大さじ2-3杯が目安
  3. 茹で時間:3-4分程度、茹ですぎは禁物
  4. 仕上げ:茹で上がったら素早く冷水にとって色止めし、最後に塩をふる

おすすめの食べ方

  • そのまま茹でて:最も豆の風味を楽しめる基本の食べ方
  • ずんだ餅:茹でた豆を潰して砂糖と混ぜ、餅にのせて
  • かき揚げ:サヤから出した豆を野菜と一緒に揚げて
  • 炊き込みご飯:茹でた豆をご飯と一緒に炊き込んで
  • 冷製スープ:茹でた豆をミキサーにかけて冷たいスープに

保存方法

  • 生豆の保存:だだちゃ豆はなんと言っても新鮮が一番大切。皆さんに採りたての味に近いものをお届けするためには収穫後、豆の温度を上げてはなりませんので、冷蔵庫の野菜室で保存
  • 保存期間:生豆は2-3日以内に消費
  • 冷凍保存:茹でてから冷凍すれば3ヶ月保存可能

【だだちゃ豆豆知識】もっと深く知りたいだだちゃ豆の世界

だだちゃ豆の歴史

  • 江戸時代:城下町・鶴岡が酒井藩だった頃、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていたことが名前の由来
  • 明治時代:今から96年前の明治40年、白山地区の森屋初さんという方が、8月20日以降に実る一本の変異種を発見し、甘さと芳香に優れた系統を選別・選種。明治43年に屋号の「藤十郎」をとって「藤十郎だだちゃ豆」が栽培されたのです
  • 現代:生産者団体とJA鶴岡、鶴岡市で構成する「鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」では、8月8日を「だだちゃ豆の日」と定めています

だだちゃ豆の品種と収穫時期

だだちゃ豆は7月下旬~9月にかけて収穫され、特に8月中旬~下旬のお盆のあたりが最盛期です。収穫時期ごとに名称がついていて、収穫が早いものから極早生、早生、本豆、晩生となります

  1. 極早生(7月下旬):最も早く7月下旬に収穫されます。いち早くだだちゃ豆を食べたい方におススメです
  2. 早生(8月上旬~中旬):最盛期のだだちゃ豆の中から早く収穫されただだちゃ豆を選別し、翌年に植え、そのうち早く収穫されたものを選別するを繰り返してできました。お盆の時期にも味わえるだだちゃ豆です
  3. 本豆(8月中旬~下旬):最盛期のだだちゃ豆の時期。だだちゃ豆の甘くて濃厚、香ばしい味わいを楽しめる時期です。店頭で見かけたら、ぜひ購入してみてくださいね!
  4. 晩生(9月上旬~中旬):早生や本豆より大ぶりです。実入りがよくて甘みが強く、本豆の時期とはまたちがう深い味わいが楽しめます

だだちゃ豆の産地による違い

  • 「白山村産だだちゃ豆」:だだちゃ豆発祥の地、鶴岡市白山(しらやま)地区で収穫されるだだちゃ豆は、その美味しさから「日本一の枝豆」「枝豆の王様」とも呼ばれます。白山地区はわずか三十数件の農家しかなく、地元の人もなかなか手に入れるのが難しいのです。そのため「幻のだだちゃ豆」とも言われています
  • 「鶴岡だだちゃ豆」:白山地区を除く旧鶴岡市内で栽培されただだちゃ豆のこと。清川屋の厳しい品質基準をクリアしたものだけを厳選してお届け
  • 「寺田村産だだちゃ豆」:白山地区の隣に位置する寺田地区で栽培されただだちゃ豆のこと。だだちゃ豆発祥の地として知られる白山地区のだだちゃ豆ですが、実はこの種はもともと寺田地区から貰い受けたものだったのです。寺田地区は、だだちゃ豆のもう一つのルーツの地、と言えます

だだちゃ豆農家の一日

だだちゃ豆農家の朝は早い。まだ夜が明けないうちから、ライトを照らして収獲作業がはじまります。収獲して1時間も経つと豆が熱を持ち、それは活きている証拠。しかし、枝豆は暑さに弱く、デリケート。農家では新鮮さを保つために、日の出前に収獲し、昼には発送の手はずを整えるようにしています。このような細やかな心遣いがあるからこそ、もぎたての繊細な味をお届けできるのです。

真っ暗な豆畑の中に眩しいライトが浮かびあがる午前3時。山形県鶴岡市白山にあるだだちゃ豆農家の豆畑では、星空の下、刈り取り機のエンジンが響き、黙々と収穫作業がはじまります。

【旅行Tips】だだちゃ豆体験旅を成功させるコツ

ベストシーズン

  • 7月下旬(極早生):小真木だだちゃ豆、最も早く味わえる時期
  • 8月上旬~中旬(早生):お盆休みと重なり、観光と合わせやすい時期
  • 8月中旬~下旬(本豆):最盛期、最も美味しい時期、収穫体験も豊富
  • 9月上旬~中旬(晩生):大ぶりで甘みが強い、観光客が少なくゆっくり楽しめる

体験予約のポイント

  • 収穫体験:8月中旬~下旬がメインシーズン、要早期予約
  • 平日推奨:農家さんとじっくり話せる、混雑も少ない
  • 午前中がベスト:だだちゃ豆が最も新鮮な時間帯、農家は早朝3時から収穫作業

持参すると便利なもの

  • クーラーボックス:生だだちゃ豆購入時の保冷用、鮮度保持に必須
  • 汚れても良い服装:収穫体験時、農作業用
  • タオル:手拭き用、収穫体験で手が汚れる
  • カメラ:美しい庄内平野の田園風景、出羽三山の絶景

お土産選びのコツ

  • 生だだちゃ豆:帰宅日に購入、当日中に冷蔵庫へ、枝付きが新鮮
  • 冷凍だだちゃ豆:1年中楽しめる、ギフトにも人気
  • だだちゃ豆加工品:せんべい、味噌、チョコレートなど話題性抜群
  • 予算目安:生だだちゃ豆(1kg)800円、冷凍だだちゃ豆1,500円、加工品500-800円

交通アクセス情報

  • 新幹線:山形新幹線で東京-鶴岡 約3時間30分
  • 飛行機:庄内空港利用、東京-庄内空港約1時間、空港から鶴岡市内まで車で20分
  • :東北自動車道-山形自動車道経由、東京から約5-6時間
  • レンタカー:鶴岡駅前、庄内空港に複数業者有り、農園巡りには必須

現地での移動手段

  • 路線バス:鶴岡駅から羽黒山、出羽三山方面へのアクセス
  • つるおか1日乗り放題券:2,000円で市内バス乗り放題、観光に便利
  • タクシー:羽黒タクシー(0235-62-4600)、庄交ハイヤー(0235-22-0055)

まとめ:だだちゃ豆で味わう庄内の豊かな食文化

山形県鶴岡市のだだちゃ豆体験は、日本の農業文化の奥深さと「食の都庄内」の豊かさを同時に感じられる特別な旅となります。江戸時代から400年以上続く伝統の栽培技術、農家が代々守り継いできた種の選別技術、そして何より本物のだだちゃ豆が持つとうもろこしのような甘い香りと、噛めば噛むほど深みが増す究極の味わいは、一度体験すると忘れることのできない感動をもたらしてくれるでしょう。

市販の一般的な枝豆しか知らなかった人には、まさに「枝豆観」が変わる衝撃的な体験となるはずです。茹でている時から漂う甘い香り、口に入れた瞬間に広がる甘みと旨み、そして後に残る上品な余韻は、まさに「枝豆の王様」の名にふさわしい格別な味わいです。

美しい庄内平野の田園風景に囲まれながら、出羽三山という神聖な霊山を眺め、日本が世界に誇る「だだちゃ豆」の魅力を存分に体験してください。農家の方々の愛情込めた栽培への情熱、鶴岡の風土が育んだ唯一無二の味わい、そして「食の都庄内」の豊かな食文化を感じる、特別な旅の思い出になることでしょう。

「一度食べたら他の枝豆が食べられなくなる」 - だだちゃ豆を初めて体験した人が必ず口にする言葉です。あなたもその感動を、ぜひ鶴岡の豊かな大地で体験してください。


※訪問前のご注意

  • 記事の情報は執筆時点(2025年9月)のものです
  • 体験施設や店舗の営業状況は事前に必ずご確認ください
  • だだちゃ豆の収穫体験は8月中旬~下旬の限定期間のため、事前予約が必要です
  • 気象条件により収穫時期が前後する場合があります
  • 最新情報は各施設の公式サイトや電話でご確認ください

お問い合わせ先

  • 鶴岡市観光物産課:0235-25-2111
  • JA鶴岡:0235-26-1117
  • 鶴岡市観光連盟:つるおか観光ナビ(https://www.tsuruokakanko.com/

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