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【秋キャンプ完全ガイド】関東の美しいキャンプ場10選+初心者向け寒さ対策

キャンプ10選

暑い夏が終わり、涼しい風が心地よい秋。実は、キャンプを始めるなら秋が最高のシーズンだということをご存知ですか?虫が少なく、気候も安定し、何より美しい景色を楽しめる秋キャンプの魅力を、おすすめキャンプ場と合わせてたっぷりとご紹介します。

🍂 なぜ秋キャンプがおすすめなの?

1. 虫が少なくて快適!

夏キャンプの大敵といえば蚊やブヨなどの虫たち。しかし秋になると気温の低下とともに虫の活動も穏やかになり、虫が苦手な方でも安心してアウトドアを楽しめます。

2. 気候が安定している

朝晩は涼しく、日中は程よい暖かさ。熱中症の心配も少なく、焚き火も楽しみやすい絶好のコンディションです。

3. 混雑が緩和される

夏休みが終わり、キャンプ場の混雑も落ち着きます。静かな自然の中でゆったりとした時間を過ごせるのは秋キャンプならではの贅沢です。

4. 料金がお得!

ハイシーズンを過ぎて料金設定が安くなるキャンプ場も多く、リーズナブルにキャンプを楽しめます。

5. 美しい景色を独り占め

木々が色づき始め、澄んだ空気の中で見る星空は格別。自然の美しさを存分に味わえる季節です。


🏕️ 関東おすすめ秋キャンプ場10選

1. 長瀞オートキャンプ場(埼玉県)

アクセス: 都内から車で約60分
特徴: 都心から最も近い本格キャンプ場の一つ

おすすめポイント

  • 荒川の清流沿いに位置し、川のせせらぎが心地よい
  • 周辺の山々が美しく色づく絶景スポット
  • ラフティングやカヌーなどのアクティビティも充実
  • 温泉施設が豊富で、キャンプ後の疲れを癒せる

サイト情報

  • テントサイト:67区画
  • バンガロー:23棟
  • 電源付きデッキサイト:2区画
  • マレットゴルフ:27コース完備

料金目安

  • テントサイト:3,000円〜5,000円/泊
  • バンガロー:8,000円〜15,000円/泊

2. 道志の森キャンプ場(山梨県)

アクセス: 都内から車で約90分
特徴: 四季の自然を感じられる静寂のキャンプ場

おすすめポイント

  • 道志川沿いの豊かな自然環境
  • 高規格ではないが、その分自然との一体感を味わえる
  • 川遊びや釣りが楽しめる
  • 静かで落ち着いた雰囲気

設備

  • 炊事場・トイレ完備
  • 管理棟での薪・食材販売
  • 川へのアクセス良好

3. 銀河もみじキャンプ場(長野県阿智村)

アクセス: 都内から車で約3時間
特徴: 日本一の星空と美しい景色

おすすめポイント

  • 環境省認定「日本一星空の美しい村」
  • 昼は周辺の景色、夜は満天の星空を堪能
  • 標高が高く、美しい空気を満喫
  • カメラ好きのキャンパーに特におすすめ

楽しみ方

  • 星空観察・天体撮影
  • 早朝の雲海鑑賞
  • 温泉巡り(周辺に複数の温泉施設)

4. 紅葉台キャンプ場(山梨県富士河口湖町)

アクセス: 都内から車で約2時間
特徴: 富士五湖エリアの神秘的なロケーション

おすすめポイント

  • 西湖湖畔の美しいロケーション
  • 三湖台からの360度パノラマビュー
  • 富士山・樹海・湖が一望できる
  • 安全性重視の充実した設備

アクティビティ

  • 湖畔散策
  • ハイキング・トレッキング
  • カヌー・カヤック
  • 温泉入浴

5. 菖蒲ヶ浜キャンプ場(栃木県日光市)

アクセス: 都内から車で約2時間30分
特徴: 奥日光中禅寺湖畔唯一のキャンプ場

おすすめポイント

  • 中禅寺湖の美しい湖畔に位置
  • 奥日光の豊かな自然環境
  • 周辺観光スポットが豊富
  • 華厳の滝、戦場ヶ原へのアクセス良好

周辺観光

  • 華厳の滝
  • 戦場ヶ原ハイキング
  • 中禅寺湖遊覧船
  • 日光東照宮

6. 那須高原アカルパ(栃木県那須町)

アクセス: 都内から車で約2時間
特徴: オールシーズン営業の高原キャンプ場

おすすめポイント

  • 那須高原の爽やかな空気
  • ドッグラン併設でペット連れも安心
  • 四季折々の楽しみ方ができる
  • 周辺のアクティビティが豊富

施設・設備

  • オートキャンプサイト
  • ドッグラン
  • 温泉施設
  • レンタル用品充実

7. 芦ノ湖キャンプ村(神奈川県箱根町)

アクセス: 都内から車で約2時間
特徴: 箱根・芦ノ湖唯一のキャンプ場

おすすめポイント

  • 富士箱根伊豆国立公園内の約2万坪
  • 芦ノ湖の美しい景色
  • 箱根観光の拠点として最適
  • 四季を通じて楽しめる立地

楽しみ方

  • 芦ノ湖遊覧船
  • 箱根神社参拝
  • 温泉巡り
  • ハイキング・トレッキング

8. ケニーズ・ファミリー・ビレッジ(埼玉県飯能市)

アクセス: 都内から車で約1時間
特徴: 名栗川沿いの自然豊かなキャンプ場

おすすめポイント

  • 都心から1時間の好アクセス
  • 名栗川での川遊び・釣りが楽しめる
  • 天然プールあり(夏期)
  • マス釣り場完備

設備・アクティビティ

  • オートキャンプサイト
  • バンガロー・コテージ
  • 川遊び・マス釣り
  • BBQ設備

9. 笛吹小屋キャンプ場(長野県川上村)

アクセス: 都内から車で約3時間
特徴: 標高1,100mの高原キャンプ場

おすすめポイント

  • シラカバ、モミジ、ツツジなど美しい植物
  • 渓流釣りや山登りが楽しめる
  • 周辺に7つの温泉施設
  • 高原ならではの涼しい気候

アクティビティ

  • 高原ハイキング
  • 渓流釣り
  • 温泉巡り
  • 星空観察

10. 有野実苑オートキャンプ場(千葉県山武市)

アクセス: 都内から車で約1時間30分
特徴: 農園併設の体験型キャンプ場

おすすめポイント

  • 農園での収穫体験
  • 新鮮な野菜を使ったBBQ
  • 子どもが喜ぶ体験プログラム
  • クヌギやコナラの美しい自然

体験プログラム

  • 季節の収穫体験
  • 餅つき体験
  • 自然観察会
  • 星空観察会

🧥 秋キャンプの寒さ対策完全ガイド

服装の基本:レイヤリング(重ね着)

秋キャンプで最も重要なのは、気温変化に対応できる服装です。

ベースレイヤー(肌着)

  • 化学繊維または薄手のウール
  • 吸湿速乾性のある素材
  • コットンは避ける(乾きにくいため)

ミドルレイヤー(中間着)

  • フリースやダウンベスト
  • 保温性と調整しやすさを重視
  • 朝晩の冷え込み対策

アウターレイヤー(外着)

  • 防風・防水性のあるジャケット
  • 急な雨や風に対応
  • 脱ぎ着しやすいもの

必須の防寒グッズ

寝具関連

  • 冬用シュラフ:最低使用温度を確認
  • マット・エアーマット:地面からの冷気をシャットアウト
  • 毛布・ブランケット:追加の保温用
  • 湯たんぽ:寝る前に足元を温める

焚き火・暖房器具

  • 焚き火台:焚き火を楽しみつつ暖を取る
  • 薪・着火剤:十分な量を準備
  • カセットガスヒーター:テント内でも使用可能な安全なもの

その他の防寒アイテム

  • ニット帽・手袋:末端の冷え対策
  • ネックウォーマー:首元の保温
  • 厚手の靴下:足元の冷え防止
  • カイロ:貼るタイプと握るタイプ

食事で体を温める

温かい飲み物

  • ホットコーヒー・紅茶:定番の温かい飲み物
  • ホットワイン・日本酒:大人の楽しみ
  • ココア・しょうが湯:体の芯から温まる

温かい料理

  • 鍋料理:みんなで囲む温かい料理
  • スープ・味噌汁:手軽に作れて温まる
  • 焼き芋・焼きマシュマロ:焚き火を活用

🔥 秋キャンプの楽しみ方5選

1. 焚き火を存分に楽しむ

秋は焚き火が最も気持ちいい季節。薪の選び方から火起こしのコツまで、焚き火マスターを目指しましょう。

焚き火の楽しみ方

  • 火起こし体験:着火剤を使わない本格派
  • 焚き火料理:バームクーヘンや焼き芋作り
  • 火を囲んでの語らい:非日常の特別な時間

2. 秋の味覚を味わう

旬の食材を使った料理で、食欲の秋を満喫しましょう。

おすすめ秋食材

  • きのこ類:ホイル焼きや鍋料理に
  • さつまいも:焚き火で焼き芋
  • 栗・銀杏:秋の味覚の代表格
  • 新米:飯盒炊飯で味わう

3. 星空観察

空気が澄んで、一年で最も星空が美しい季節です。

星空観察のコツ

  • 月明かりの少ない夜:新月前後がベスト
  • 標高の高いキャンプ場:より美しい星空を
  • 星座アプリ:スマホで手軽に星座確認
  • 双眼鏡:より詳しく星空を楽しむ

4. ハイキング・自然散策

涼しい気候で、ハイキングが楽しい季節です。

散策の楽しみ

  • 早朝ハイキング:清々しい空気を満喫
  • 自然観察:木の実やきのこ探し
  • 写真撮影:美しい自然を記録
  • 森林浴:マイナスイオンでリフレッシュ

5. 温泉巡り

キャンプと温泉の組み合わせは秋ならではの贅沢です。

温泉の楽しみ方

  • 日帰り温泉:キャンプ場周辺の温泉施設
  • 露天風呂:自然を眺めながらの入浴
  • 温泉めぐり:複数の温泉を巡る楽しみ
  • 湯上がりビール:格別の美味しさ

📅 秋キャンプのベストシーズン

9月:残暑と秋の始まり

  • 気温:昼間25℃前後、夜間15℃前後
  • 特徴:まだ暖かく、キャンプ初心者にもおすすめ
  • 楽しみ:虫が減り始め、過ごしやすい

10月:秋キャンプのピーク

  • 気温:昼間20℃前後、夜間10℃前後
  • 特徴:最も過ごしやすく、景色も美しい
  • 楽しみ:紅葉、秋の味覚、星空観察

11月:本格的な寒さ対策が必要

  • 気温:昼間15℃前後、夜間5℃前後
  • 特徴:防寒対策必須、上級者向け
  • 楽しみ:焚き火、温泉、澄んだ空気

🎒 秋キャンプ持ち物チェックリスト

基本装備

  • [ ] テント(4シーズン対応推奨)
  • [ ] シュラフ(冬用または3シーズン用)
  • [ ] マット・エアーマット
  • [ ] ランタン・ヘッドライト
  • [ ] 焚き火台・薪

防寒用品

  • [ ] 重ね着用の服(3レイヤー)
  • [ ] 毛布・ブランケット
  • [ ] ニット帽・手袋
  • [ ] 湯たんぽ・カイロ
  • [ ] 防風・防水ジャケット

調理用具

  • [ ] コンロ・燃料
  • [ ] 鍋・フライパン
  • [ ] 食器・カトラリー
  • [ ] 保温ポット・水筒
  • [ ] クーラーボックス

その他

  • [ ] 救急セット
  • [ ] 着替え(多めに)
  • [ ] タオル類
  • [ ] ゴミ袋
  • [ ] 双眼鏡(星空観察用)

💡 秋キャンプ初心者へのアドバイス

事前準備のポイント

  1. 天気予報の確認:急な気温変化に注意
  2. キャンプ場の下調べ:設備や周辺施設を確認
  3. 装備の点検:特に防寒用品のチェック
  4. 食材の準備:傷みにくい食材を選ぶ

当日の注意点

  1. 早めの設営:日没前にテント設営完了
  2. 防寒対策は早めに:寒くなる前に準備
  3. 火の管理:完全消火を必ず確認
  4. 体調管理:無理をせず、体を冷やさない

おすすめの過ごし方

  1. ゆったりとしたスケジュール:余裕を持った計画
  2. 自然との触れ合い:スマホを置いて自然を満喫
  3. 仲間との時間:焚き火を囲んでの語らい
  4. 新しい挑戦:料理や写真など新しいことに挑戦

🔚 まとめ

秋キャンプは、虫が少なく気候も安定し、美しい自然を楽しめる最高のシーズンです。適切な装備と準備があれば、初心者でも安心して楽しむことができます。

今回ご紹介したキャンプ場は、それぞれ異なる魅力を持っています。まずは都心から近いキャンプ場で秋キャンプを体験し、慣れてきたら少し遠出をして本格的な自然を楽しんでみてください。

焚き火を囲んで仲間と語らい、満天の星空を眺め、秋の味覚を堪能する——そんな特別な体験が、きっと素晴らしい思い出になるはずです。

次回のキャンプ計画 この記事を参考に、次の週末は秋キャンプに出かけてみませんか?自然の中で過ごす時間は、日頃の疲れを癒し、新しい発見をもたらしてくれることでしょう。

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