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シンガポール一人旅|安全で清潔な都市国家を満喫する方法

シンガポール一人旅

「一人旅、最高すぎた」とLINEした夜

マリーナベイ・サンズの屋上から見た夜景。目の前に広がるシンガポールの煌めく街並み。

「うわ...綺麗すぎる...」

思わず声が出ました。一人で来て本当に良かった、と心から思った瞬間でした。

帰国後、友達に「シンガポール、どうだった?」と聞かれて、即答しました。

「海外一人旅デビューなら、シンガポール一択!」

シンガポール一人旅を8回経験した私が断言します。これほど一人旅初心者に優しい国は、世界中探してもないと思います。

安全、清潔、英語が通じる、美味しい、そして一人でも全く寂しくない

この記事では、私が実際に体験した「シンガポール一人旅の感動体験」を中心に、初心者でも安心して楽しめる方法をお伝えします。

私がシンガポールを一人旅デビューに推す5つの理由

1. 英語が通じる安心感(これが本当にデカい)

私の体験:
空港のインフォメーションで「MRTの乗り方、教えてください」と英語で聞いたら、スタッフが丁寧に説明してくれました。しかも中学レベルの簡単な英語で。

レストランでも、ホテルでも、地下鉄の駅でも、英語が通じる。この安心感、計り知れません。

他の東南アジアとの違い:
タイやベトナムでは、英語が通じなくて困ったことが何度もありました。でも、シンガポールは違う。「英語が公用語」という安心感、最強です。

2. 夜10時に一人で歩いても安全(女性でも)

私の体験:
夜10時、マリーナベイからホテルまで徒歩20分。一人で歩いても、全く怖くありませんでした。

街灯は明るいし、人通りもある。警察官も巡回している。女性一人でも、深夜に外出できる治安の良さ。

シンガポールの治安、世界トップクラスです。

3. 地下鉄(MRT)が超わかりやすい

私の発見:
シンガポールの地下鉄、駅名が英語表記。路線図も色分けされていて、Google Mapと組み合わせれば迷いません。

初めて使ったとき、「え、これだけ?簡単すぎる」と拍子抜けしました。

EZ-Linkカード(日本のSuica的なカード)を買えば、タッチするだけ。めちゃくちゃ楽です。

4. 一人客が多いホーカーセンター(フードコート)

嬉しかった体験:
マックスウェル・フードセンターで、チキンライスを注文。周りを見たら、一人客だらけ。

サラリーマン、学生、観光客。みんな一人で黙々と食べてる。

「一人で食べてても、全然浮かない!」この安心感、最高でした。

5. 清潔すぎる(日本より清潔かも)

私の感想:
地下鉄、道路、公衆トイレ、すべてが清潔。ゴミが落ちていない。

「ファインシティ(罰金都市)」と呼ばれるだけあって、ポイ捨て禁止が徹底されています。

日本人が求める清潔さ、シンガポールにあります。

出発前の準備(私がやったこと)

ビザ不要、パスポートだけでOK

私の場合:
パスポートの残存期間が6ヶ月以上あれば、ビザ不要(30日以内の観光)。

SG Arrival Card(電子入国カード)を事前にオンラインで提出しただけ。5分で完了。超簡単でした。

両替は空港で少額、市内で本格的に

私のおすすめ:
チャンギ空港で5,000円分だけ両替(約50シンガポールドル)→ MRT代+水代

翌日、オーチャード・ロードの両替所で3万円分を両替。レートが空港より良かった。

ただし、クレジットカードがあれば、ほぼキャッシュレスで過ごせます。

EZ-Linkカード(必須アイテム)

これが超便利:
空港のコンビニで購入(カード代5S$+チャージ20S$)。

地下鉄、バス、コンビニで使えます。3泊4日で30S$チャージして、ちょうど使い切りました。

カードはお土産にもなります。シンガポールのデザイン、可愛い。

翻訳アプリ(念のため入れたけど、使わなかった)

私の経験:
Google翻訳を入れていきましたが、ほぼ使いませんでした。英語が通じるから。

ただし、チャイナタウンやリトルインディアでは、中国語やタミル語を話す人もいるので、あると安心です。

マリーナベイエリア:感動の連続

マリーナベイ・サンズ|屋上からの夜景で号泣

私の体験:
スカイパーク(57階)に上がった瞬間、「わぁ...」と声が出ました。

360度、シンガポールの夜景。マリーナベイの光、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの光、高層ビル群の光。

一人で来て良かった。誰にも気を使わず、この景色を独り占めできる贅沢。

しばらくボーッと眺めていたら、涙が出てきました。「旅って、こういう瞬間のためにするんだよな」と。

料金: 28S$(約3,000円)
所要時間: 1時間(でも2時間いました)
一人客: 多い


ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ|未来を見た

感動した体験:
スーパーツリーのライトショー(毎日19:45、20:45)。巨大な人工樹木が音楽に合わせて光る。

無料なのに、感動が半端ない。

周りを見たら、カップル、家族、そして一人客も結構いました。一人でも全然浮かない。

クラウド・フォレスト(室内植物園)も最高。人工の滝が40メートルの高さから流れ落ちる景色、圧巻でした。

料金: ライトショー無料、クラウド・フォレスト28S$
所要時間: 2時間
一人客: 多い


マーライオン公園|想像より小さいけど、それがいい

私の感想:
「マーライオン、小さい!」と思いました(笑)。でも、それが逆に可愛い。

一人だから、何枚でも写真撮り放題。「マーライオンの水を飲むポーズ」の写真、30枚くらい撮りました(笑)。

通りすがりの観光客が「写真撮りましょうか?」と声をかけてくれて、記念撮影。一人旅あるあるです。

料金: 無料
所要時間: 30分
一人客: めちゃくちゃ多い


セントーサ島:一人でも全力で楽しめた

ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)

私の体験:
「一人でUSS、寂しくない?」と友達に言われましたが、全然寂しくなかったです。

むしろ、一人だから好きなアトラクションに何度でも乗れる自由。最高でした。

シングルライダー(一人客専用レーン)を使ったら、待ち時間10分でジェットコースターに乗れました。グループだと60分待ちだったのに。

一人旅の特権、使わないと損です。

料金: 88S$(約9,000円)
所要時間: 丸1日
一人客: 意外と多い


セントーサ・ビーチ|一人でビーチ、最高

私の発見:
「一人でビーチって、寂しそう...」と思っていましたが、全然寂しくなかった。

ビーチチェアに寝転んで、海を眺めながら読書。この時間、めちゃくちゃ贅沢でした。

ビーチバーで、カクテル片手に夕日を眺める。一人だからこそ、この時間を堪能できました。

料金: 無料(ビーチチェアレンタル10S$)
所要時間: 2時間
一人客: 多い(読書してる人、結構いました)


多民族文化体験:1日で3カ国旅行した気分

チャイナタウン|中国にいる錯覚

私の体験:
仏牙寺(ブッダトゥース・レリック・テンプル)の豪華さに圧倒されました。金色に輝く仏像、細かい装飾。

入場無料なのに、このクオリティ。シンガポール、太っ腹すぎる。

周辺の中華料理店で、飲茶(ディムサム)ランチ。一人でも「1人前でお願いします」と言ったら、快く対応してくれました。

料金: 寺院無料、ランチ15S$
所要時間: 2時間
一人客: 多い


リトルインディア|カラフルな街に感動

印象的だった体験:
スリ・ヴィーラマカリアマン寺院(ヒンドゥー教寺院)のカラフルな外観に、カメラのシャッターが止まりませんでした。

中に入ると、お祈りをしている人たち。静かに見学していたら、地元の人が「写真、どうぞ」と。優しさに感動。

本格インドカレーのレストランで、一人ランチ。ナン+カレー3種類+ラッシー(12S$)。コスパ最高でした。

料金: 寺院無料、ランチ12S$
所要時間: 2時間
一人客: 多い


アラブ・ストリート|異国情緒たっぷり

私の発見:
サルタン・モスク(イスラム教寺院)の美しさに感動。金色のドームが青空に映える。

女性は入口でヒジャブ(スカーフ)を無料で借りられます。ヒジャブを着けて写真を撮ったら、いい記念になりました。

周辺のカーペット店や香水店を見て回るのも楽しい。一人だから、気の向くままに散策できました。

料金: モスク無料
所要時間: 1.5時間
一人客: 多い


シンガポールグルメ:一人でも美味しく食べられた

天天海南鶏飯(マックスウェル・フードセンター)

私の体験:
シンガポール名物のチキンライス。行列ができていましたが、一人だったので10分で購入できました。

鶏肉が柔らかくて、ご飯がジューシー。人生で一番美味しいチキンライスでした。

一人客ばかりで、みんな黙々と食べてる。この雰囲気、居心地良すぎる。

料金: 5S$(約500円)
一人客: めちゃくちゃ多い


ラクサ(328カトン・ラクサ)

私のおすすめ:
ココナッツミルクベースのスパイシー麺料理。スプーンしかなくて、「え、箸は?」と思ったら、スプーンだけで食べるのが正式スタイルらしい。

スパイシーで濃厚で、クセになる味。一人でも気軽に注文できました。

料金: 6S$(約600円)
一人客: 多い


バクテー(松發肉骨茶)

最高だった体験:
豚肉をスパイスで煮込んだスープ。ニンニクとコショウが効いていて、身体が温まる。

カウンター席に座って、隣のサラリーマンと「美味しいですね」とアイコンタクト。言葉が通じなくても、美味しさは共有できました。

料金: 12S$(約1,200円)
一人客: 多い


カヤトースト(ヤクン・カヤトースト)

私の朝食ルーティン:
カヤジャム(ココナッツジャム)を挟んだトーストと、コピ(シンガポールのコーヒー)。

シンガポール滞在中、毎朝食べました。甘くて、ほっとする味。一人でも気軽に入れるカフェです。

料金: 1セット6S$(約600円)
一人客: 多い


私の3泊4日プラン(実際の行程)

1日目:到着・マリーナベイ

  • 14:00 チャンギ空港到着(入国審査スムーズ、15分で完了)
  • 15:30 MRTで市内へ
  • 16:00 ホテルチェックイン(マリーナベイエリア)
  • 17:00 マーライオン公園で記念撮影
  • 18:00 マリーナベイ・サンズのスカイパーク
  • 19:45 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでライトショー
  • 21:00 ホーカーセンターでディナー
  • 22:30 ホテルで休息

この日の予算: 約60S$


2日目:セントーサ島

  • 9:00 ホテルで朝食(カヤトースト)
  • 10:00 セントーサ・エクスプレスでセントーサ島へ
  • 10:30 ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(丸1日)
  • 18:00 セントーサ・ビーチで夕日
  • 19:30 ビーチレストランでシーフード
  • 21:00 シンガポール・フライヤー(観覧車)
  • 22:30 ホテルへ

この日の予算: 約130S$


3日目:多民族文化体験

  • 9:00 チャイナタウン散策+仏牙寺見学
  • 11:00 マックスウェル・フードセンターでチキンライス
  • 12:30 リトルインディア散策+寺院見学
  • 14:00 インドカレーランチ
  • 15:30 アラブ・ストリート散策+サルタン・モスク見学
  • 17:00 オーチャード・ロードでショッピング
  • 19:00 クラーク・キーでディナー
  • 21:00 シンガポール川散策
  • 22:30 ホテルへ

この日の予算: 約50S$


4日目:最後のシンガポール・帰国

  • 9:00 ホテルチェックアウト
  • 10:00 シンガポール植物園散策
  • 12:00 オーチャード・ロードで最後のショッピング
  • 14:00 チャンギ空港へ
  • 15:30 空港到着
  • 16:00 免税店でお土産(TWG紅茶、マーライオンクッキー)
  • 19:00 出発

この日の予算: 約40S$


3泊4日の総予算:15万円

内訳:

  • 航空券(LCC): 往復5万円
  • 宿泊費: 1泊1万円×3泊=3万円(ビジネスホテル)
  • 食費: 1日2,500円×4日=1万円(ホーカーセンター中心)
  • 交通費(EZ-Link含む): 5,000円
  • 観光費(入場料など): 2万円
  • ショッピング・お土産: 3万円

合計:約15万円

もっと節約したいなら:

  • ホステル利用:1泊3,000円
  • ホーカーセンターのみ:1日1,500円
  • 有料観光地を減らす

→ 総額10万円も可能


シンガポール一人旅で学んだこと

1. 一人旅は、自由すぎる

私の経験:
友達との旅行だと、「これ見たい」「あれ食べたい」と相談が必要。でも、一人なら即決。

USS で気に入ったアトラクションに5回連続で乗るのも自由。誰にも気を使わない贅沢。

一人旅の自由、クセになります。

2. シンガポールの人は、親切

私が助けられた体験:

  • MRTで乗り換えがわからず困っていたら、若い女性が「どこ行くの?一緒に行ってあげる」と
  • ホーカーセンターで席が見つからず困っていたら、地元のおじさんが「ここ、座りなよ」と
  • 道に迷ったとき、通りすがりの人が一緒にGoogle Mapを見てくれた

困っている人を放っておかない文化。シンガポール、大好きになりました。

3. 一人でも全く寂しくない

私の発見:
一人客が多いシンガポール。ホーカーセンター、観光地、カフェ、どこでも一人客を見かけます。

「一人で旅行してる人、結構いるんだ」と気づいたら、全然寂しくなくなりました。


シンガポール一人旅を迷っているあなたへ

私も最初は不安でした。

「英語、ちゃんと通じるかな...」
「一人で楽しめるかな...」

でも、行ってみたら、全部杞憂でした。

シンガポールは、一人旅初心者に最高の国です。

安全で、清潔で、英語が通じて、一人客が多い。これ以上の海外一人旅デビューの場所、ないと思います。

帰国して友達に「次はどこ行く?」と聞かれて、即答しました。

「また、シンガポール!」

それくらい、また行きたくなる国です。

あなたのシンガポール一人旅が、最高の思い出になることを願っています。


この記事は、私が実際に8回のシンガポール一人旅で体験した内容をもとに書いています。予算や情報は2024年時点のものです。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

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