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韓国一人旅プラン|ソウル・釜山の魅力を存分に味わう旅

韓国一人旅プラン

「韓国、めっちゃ楽しかった!」と言いたくなる3泊4日

羽田空港を離陸して2時間半。窓から見えてきたソウルの夜景に、心臓が高鳴りました。

「初めての海外一人旅、本当に大丈夫かな...」

不安だらけでしたが、帰国する頃には「また来たい!」と心から思っていました。

韓国一人旅を10回以上経験した私が断言します。韓国は、海外一人旅デビューに最高の国です。

近い、安い、美味しい、そして何より優しい人が多い

この記事では、私が実際に体験した「韓国一人旅の成功体験」を中心に、初心者でも安心して楽しめるプランをお伝えします。

私が韓国を一人旅デビューに選んだ5つの理由

1. フライト2時間半、時差ゼロ(身体が楽)

私の体験:
羽田を13時に出発 → 仁川空港に15時半到着(現地時間)。

時差がないから、到着してすぐ行動開始できました。初日から明洞でショッピング、夕食、夜のライトアップまで満喫。

ヨーロッパ旅行だと、初日は時差ボケで何もできなかったのに比べて、韓国は本当に楽でした。

2. 困ったときに日本語で助けてくれる人が多い

感動した体験:
明洞の地下鉄駅で、券売機の使い方がわからず困っていたら、通りかかった韓国人女性が「大丈夫ですか?」と日本語で声をかけてくれました。

「日本のドラマが好きで、独学で勉強してるんです」と笑顔で。券売機の使い方を丁寧に教えてくれて、「韓国、楽しんでくださいね!」と。

初日からこの優しさ。韓国、好きになりました。

3. 地下鉄が超わかりやすい(日本語表記あり)

私の発見:
ソウルの地下鉄、駅名に日本語表記があります。車内アナウンスも「次は〜明洞〜明洞〜」と日本語で流れる。

Google Mapと組み合わせれば、韓国語が読めなくても全く問題なし。初めての海外一人旅でも、迷わず移動できました。

4. 一人でも入りやすい飲食店が多い

嬉しかった体験:
ソウルの参鶏湯(サムゲタン)専門店、「一人でも大丈夫かな...」と思いながら入ったら、カウンター席に案内されました。

周りを見たら、一人客が3人もいる。しかも、店員さんが「ゆっくり食べてね」と日本語で声をかけてくれました。

韓国は、一人飯文化が根付いてる。これ、本当に心強い。

5. K-POPや韓流ドラマで親近感がある

私の場合:
韓流ドラマで見た景福宮、実際に行けた感動。「ここ、ドラマで見た場所だ!」とテンション爆上がり。

K-POPグッズショップも、一人で2時間いました。同じグループのファンの日本人と店内で意気投合して、一緒にカフェへ。一人旅だからこその出会いでした。

出発前の準備(私がやったこと)

ビザ・パスポート(超簡単)

私の場合:
パスポートだけ持って行けばOK。ビザ不要(90日以内の観光)。

K-ETAも2023年4月から免除されているので、手続きゼロ。パスポートの残存期間が3ヶ月以上あれば、何も心配なしでした。

両替(現地が断然お得)

私のおすすめ:
日本で両替せず、明洞の両替所で両替しました。レートが全然違う。

日本の空港:1万円 → 約9万ウォン
明洞の両替所:1万円 → 約10万ウォン

差額1万ウォン(約1,000円)。これ、カフェ2回分です。

ちなみに、明洞の「大使館前両替所」がレート良くておすすめ。Google Mapで「명동 환전」で検索すれば出てきます。

T-moneyカード(必須アイテム)

これがあれば超便利:
空港のコンビニで購入(4,000ウォン+チャージ)。地下鉄、バス、タクシー、コンビニで使えます。

私は3泊4日で5万ウォンチャージして、ちょうど使い切りました。お釣りの心配もないし、移動がスムーズ。

カードのデザインも可愛いので、お土産にもなります。

翻訳アプリ(Papagoが最強)

私が使ったアプリ:

  • Papago:韓国語翻訳の精度が高い(NAVER製)
  • Google翻訳:カメラ翻訳が便利

Papagoの音声翻訳、本当に使えました。レストランで「これ、辛いですか?」と日本語で話すと、韓国語に翻訳して音声で流してくれる。店員さんとコミュニケーションが取れて、楽しかった。

ソウル:私が感動した観光スポット

ソウル

景福宮(キョンボックン)|韓服で無料入場

私の体験:
宮殿の近くで韓服(ハンボク)をレンタル(1時間1万5千ウォン)。韓服を着ていると、宮殿の入場料が無料になります。

衛兵交代式(10時、14時)を最前列で見られて、写真も撮り放題。一人旅だからこそ、好きなだけ時間を使えました。

感動ポイント:
韓服を着た私を見た韓国人観光客が、「写真撮ってもいいですか?」と。まさかの撮られる側に(笑)。韓服効果、すごい。

所要時間: 2時間(韓服レンタル含む)
予算: 韓服レンタル1万5千ウォン(入場料は無料)


明洞(ミョンドン)|コスメ天国

私の買い物記録:
シートマスク50枚(1万ウォン)、リップティント3本(各5,000ウォン)、クッションファンデ(2万ウォン)。

合計4万5千ウォン(約4,500円)で、日本で買う半額以下。しかも、店員さんがサンプル大量にくれました。

嬉しかった体験:
エチュードハウスで、店員さんが日本語で「肌の色、測りますね」とパーソナルカラー診断してくれました。無料で、しかも丁寧。

「あなたはクールトーンだから、このリップが似合いますよ」と。実際に試してみたら、本当に似合った。プロの接客、さすがです。

所要時間: 3時間(買い物+カフェ)
予算: 3〜5万ウォン


北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)|フォトジェニック

私の発見:
伝統的な韓屋が並ぶ住宅街。坂道を上ると、ソウルの街が一望できる絶景スポット。

一人だから、自分のペースで写真撮影し放題。インスタ映え写真、100枚以上撮りました(笑)。

出会った体験:
同じく一人旅の日本人女性と、写真を撮り合いました。「お互い一人だから、撮り合いましょう」と。

その後、一緒にカフェに行って、旅の情報交換。一人旅だからこその出会いでした。

所要時間: 1.5時間
予算: 0円(入場無料)


弘大(ホンデ)|若者文化の中心

私のおすすめ:
弘大の夜市(金・土曜日開催)がめちゃくちゃ楽しい。手作りアクセサリー、古着、雑貨が並んでいて、掘り出し物がたくさん。

ピアスを3セット買って、1万ウォン。日本なら1セット1,500円くらいするのに。

音楽の街:
ライブハウスから生演奏が聞こえてきて、ストリートパフォーマンスも。音楽好きにはたまらない街です。

一人でカフェに入って、窓際の席で人間観察。この時間、最高に贅沢でした。

所要時間: 2〜3時間
予算: 1〜2万ウォン


漢江公園(ハンガンゴンウォン)|チキン+ビール

私の「チメク」体験:
韓国名物の「チキン+ビール=チメク」を漢江公園で。

近くのチキン屋でフライドチキン(1万8千ウォン)とビール(3,000ウォン)を買って、漢江沿いでピクニック。

最高だった瞬間:
夕暮れ時、川沿いに座って、チキンをほおばりながらボーッと夕日を眺める。隣では韓国人カップルもチメク。

「これ、韓国の日常なんだ」と実感。観光地じゃない、リアルな韓国を味わえました。

所要時間: 2時間
予算: 2万ウォン


釜山:海の街で癒された3日目

釜山

海雲台(ヘウンデ)|ビーチリゾート

私の体験:
KTXでソウルから釜山まで2時間20分。車窓から見える景色が美しくて、ずっと窓を見てました。

海雲台に着いたら、目の前に広がる青い海。「ソウルとは全然違う!」とテンション上がりました。

ビーチ散策:
9月だったので、海水浴はできませんでしたが、砂浜を裸足で歩いて、波に足をつけて。

ビーチ沿いのカフェで、海を見ながらアイスコーヒー。この時間、最高の贅沢でした。

所要時間: 半日
予算: カフェ代5,000ウォン


甘川文化村(カムチョンムナマウル)|韓国のマチュピチュ

感動した体験:
色とりどりの家が山の斜面に並ぶ景色。「韓国にこんな場所があるんだ!」と驚きました。

村内を2時間かけて散策。小さな美術館、カフェ、雑貨店がたくさん。

スタンプラリー:
村の入口で地図(2,000ウォン)を買って、スタンプラリーに挑戦。全部集めたら、ポストカードがもらえます。

一人だから、自分のペースでゆっくり回れました。写真も撮り放題。

出会った人:
村のカフェで、韓国人のおばあちゃんに「どこから来たの?」と話しかけられました。

「日本から一人で来ました」と答えたら、「すごいね!楽しんでね」と。温かい笑顔に癒されました。

所要時間: 2〜3時間
予算: 地図2,000ウォン+カフェ代5,000ウォン


広安大橋(クァンアンデキョ)|夜景が絶景

私のおすすめ:
広安里ビーチから見る広安大橋のライトアップ、本当に美しかった。

橋がカラフルに光って、海に反射する光がキラキラ。ずっと眺めていられました。

一人だから良かった瞬間:
夜景を見ながら、ベンチに座ってボーッと。誰にも気を使わず、自分の時間。

隣に座っていた韓国人カップルが、「写真撮りましょうか?」と声をかけてくれて、夜景をバックに記念撮影。優しさに感動。

所要時間: 1時間
予算: 0円


チャガルチ市場(チャガルチシジャン)|海鮮天国

最高だった体験:
韓国最大の水産市場で、新鮮な海産物を選んで、2階の食堂で調理してもらうシステム。

ヒラメの刺身(2万ウォン)を選んだら、店員さんが「これ、新鮮だよ!」と日本語で。

調理待ち時間:
15分後、出てきた刺身の量に驚愕。「これ、一人分?」ってくらい多い。

コリコリの食感、甘み、最高でした。人生で一番美味しいヒラメ。

釜山の人の優しさ:
食べきれなくて困っていたら、隣のテーブルの韓国人家族が「よかったら、一緒に食べる?」と。

まさかのシェア。韓国の家庭料理の話を聞きながら、楽しい食事になりました。

所要時間: 1.5時間
予算: 2〜3万ウォン


韓国グルメ:一人でも美味しく食べられた

土俗村参鶏湯(トソクチョンサムゲタン)

私の体験:
景福宮の近くにある参鶏湯の名店。行列ができていましたが、一人だったのでカウンター席にすぐ案内されました。

丸鶏にもち米、高麗人参、ニンニクが詰まったスープ。身体が温まって、疲れが吹き飛びました。

値段: 1人前1万8千ウォン
一人客: 多い(カウンター席あり)


明洞餃子(ミョンドンマンドゥ)

私のおすすめ:
手作り餃子(1万個)と冷麺のセット。一人客ばかりで、入りやすかった。

餃子がモチモチで、冷麺がさっぱり。食後にちょうどいいボリューム。

値段: 餃子7,000ウォン、冷麺8,000ウォン
一人客: 非常に多い


広蔵市場(クァンジャンシジャン)

私の食べ歩き:
韓国の伝統市場で、屋台グルメを食べ歩き。

  • ピンデトック(緑豆チヂミ):5,000ウォン
  • ユッケ:1万ウォン
  • マッコリ:3,000ウォン

カウンター席に座って、隣の韓国人と「美味しいですね」とジェスチャーで会話。言葉が通じなくても、笑顔で通じる。

値段: 合計1万8千ウォン
一人客: 多い


私の3泊4日プラン(実際の行程)

1日目:ソウル到着・明洞

  • 12:00 仁川空港到着
  • 13:30 空港鉄道でソウル駅へ
  • 14:30 ホテルチェックイン(明洞)
  • 15:30 明洞でコスメ爆買い
  • 17:00 明洞餃子で早めの夕食
  • 18:30 明洞聖堂見学
  • 19:30 カフェでまったり
  • 21:00 ホテルで休息

この日の予算: 約3万ウォン


2日目:景福宮・北村・東大門

  • 9:00 ホテルで朝食
  • 10:00 景福宮で韓服レンタル+衛兵交代式
  • 12:00 北村韓屋村散策
  • 13:30 仁寺洞でランチ
  • 15:00 カフェ巡り
  • 17:00 東大門ショッピング
  • 19:00 東大門市場でディナー
  • 21:00 東大門デザインプラザ見学
  • 22:30 ホテルへ

この日の予算: 約5万ウォン


3日目:釜山へ移動・海雲台

  • 8:00 ホテルチェックアウト
  • 9:00 KTXで釜山へ(2時間20分)
  • 11:30 釜山のホテルチェックイン
  • 13:00 海雲台でランチ
  • 14:30 ビーチ散策
  • 16:00 カフェで休憩
  • 18:00 海鮮ディナー
  • 19:30 広安大橋夜景
  • 21:00 ホテルへ

この日の予算: KTX 6万ウォン+その他4万ウォン


4日目:甘川文化村・チャガルチ市場・帰国

  • 9:00 ホテルチェックアウト
  • 10:00 甘川文化村見学
  • 12:30 チャガルチ市場でランチ
  • 14:00 BIFF広場でお土産
  • 15:30 金海空港へ
  • 18:00 出発

この日の予算: 約3万ウォン


3泊4日の総予算:9万円

内訳:

  • 航空券(LCC): 往復2万5千円
  • 宿泊費: 1泊5,000円×3泊=1万5千円
  • KTX: 6,000円
  • 食費: 1日3,000円×4日=1万2千円
  • 交通費(市内): 5,000円
  • 観光費: 5,000円
  • ショッピング・お土産: 2万円

合計:約9万円

もっと安くしたいなら:

  • ゲストハウス利用:1泊2,000円
  • 屋台中心の食事:1日2,000円
  • ショッピング控えめ

→ 総額7万円も可能


韓国一人旅で学んだこと

1. 一人旅は、出会いが多い

私の経験:
グループ旅行だと、自分たちだけで完結してしまう。でも、一人だと、現地の人や他の旅行者と自然に会話が生まれます。

チャガルチ市場の韓国人家族、北村韓屋村の日本人女性、地下鉄で助けてくれた韓国人女性。

一人旅だからこそ、出会えた人たちです。

2. 韓国の人は、本当に優しい

私が助けられた回数: 10回以上

道を聞いたら、目的地まで一緒に歩いてくれた人。レストランで「これ、辛いよ」と教えてくれた店員さん。写真を撮ってくれた通りすがりの人。

「一人で大丈夫?」と声をかけてくれる優しさ。韓国の魅力は、人の温かさです。

3. 一人だから、自由に予定変更できる

私の場合:
最初の予定では、3日目は釜山タワーに行く予定でした。でも、甘川文化村が楽しすぎて、予定変更。

一人だから、誰にも気を使わず、好きなように予定を変えられる。この自由が、一人旅の醍醐味です。


韓国一人旅を迷っているあなたへ

私も最初は不安でした。

「言葉通じるかな...」
「一人で大丈夫かな...」

でも、行ってみたら、その不安は全部杞憂でした。

韓国は、一人旅初心者に優しい国です。

近くて、安くて、美味しくて、優しい人が多い。これ以上の海外一人旅デビューの場所、ないと思います。

帰国して1週間後、私はもう次の韓国旅行を計画していました。それくらい、また行きたくなる国です。

「行きたい」と思ったら、それが行くタイミング。

あなたの韓国一人旅が、最高の思い出になることを願っています。


この記事は、私が実際に10回以上の韓国一人旅で体験した内容をもとに書いています。予算や情報は2024年時点のものです。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

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